青汁の知られざる効果
現在大ブームの青汁!
現在テレビコマーシャルやインターネットなどで欠かさず青汁の広告を目にしますが、今まさに青汁は大ブームとなっています。一昔前までは、青汁は高齢者が飲むものというイメージがありましたが、現在はそうではありません。10代から20代の若い女性も青汁を好んで飲むようになりました。
タレントやトップモデルも青汁を飲んでいる写真をSNSなどにアップしているくらいです。青汁は健康に良いという漠然としたイメージをお持ちの方が多いと思いますが、具体的な効果・効能についてはまだまだ深く浸透していません。
ダイエット効果
10代から20代の若い女性が青汁を飲むようになった大きな原因は、青汁が持つ「ダイエット効果」でしょう。これは青汁に含まれる豊富な食物繊維やミネラル、ビタミンといった成分がお通じや脂肪燃焼のサポートをしてくれるからです。
しかし青汁を飲んだだけで痩せることはできません。あくまで青汁はダイエットのサポート的役割をしてくれるだけ。確実なダイエット効果を得るためには必ず適度な運動や規則正しい生活を送ることが必要とされます。
美容効果
女性が好んで青汁を飲むもう一つの理由が「美容効果」です。青汁に含まれるビタミンA、ビタミンB群、ビタミンC、ビタミンEには保湿やホルモンバランスの調整、抗酸化作用、血行促進といった効果があります。普段の食生活でこれらのビタミン類を摂取しようと思うと大量の食品を食さなければなりません。
しかし青汁を飲めばこれらを効率よく摂取できるため、女性が好んで青汁を飲むようになりました。また、食物繊維が持つ内臓の働きの正常化、お通じのサポートなども美容効果に繋がるといわれています。
コレステロールも減らしてくれる!?
青汁は医薬品ではない?でもそれに近い効果が得られる!
青汁は健康食品として取り扱われています。そのため医薬品や医薬部外品のように「〜に効く」、「〜が治る」といった言い切り系の謳い文句を入れることができません。「美容効果も!」、「お通をサポート」などといったオブラートに包んだような宣伝文句が多いのはこのためです。
しかし青汁を飲んで元気になった、お通じが良くなった、肌がきれいになったという利用者は多くいらっしゃいます。青汁は医薬品ではありませんが、飲み続けることにより慢性的な生活習慣病を改善させる効果があることが分かっています。その中でとくに着目されているのはコレステロールの減量効果です。
青汁を飲んでコレステロール値が下がったという体験談や口コミは多く存在します。ネットの口コミや体験談は100%信用できるものではありませんが、1つの目安になるのは確かです。では青汁に使われる原料のどんな成分がコレステロール減に繋がっているのでしょうか?
血圧減に有効な成分:マグネシウム・カリウム
青汁の原料となる大麦若葉やケール、明日葉には食物繊維、カロテン、ビタミン類、鉄分、マグネシウム、カルシウム、アミノ酸などといった酵素が豊富に含まれています。これらの酵素はコレステロール減に有効な成分となりますが、中でも特に重要なのがカリウムとマグネシウムです。
カリウムは体内の塩分濃度を下げ、余計な塩分を体外に排出してくれる働きがあります。体内の塩分調整がうまく働かないと高血圧の原因となります。マグネシウムは血管を広げてくれる働きがあり、コレステロールが血管に詰まるのを防いでくれます。また血管が広がることにより溜まったコレステロールを流してくれる効果もあります。
青汁に使われる大麦若葉やケール、明日葉といった原材料には、このマグネシウム・カリウムが豊富に含まれています。原材料のまま必要量を摂取するとなるとかなり多くの量を摂取しなければなりません。
しかし青汁は原材料を濃縮しているため、これらの有効成分を効率よく摂取することができるのです。これは青汁最大のメリットともいえます。青汁におけるこれらの効果は、即効性はありませんが青汁を飲み続けることでコレステロールを下げやすい体内環境へと導いてくれます。
コレステロール減に欠かせない食物繊維
特に重要なのは水溶性食物繊維
カリウム・マグネシウムがコレステロールを減らすために欠かせない成分だということがわかりましたが、その他にもまだまだ重要な成分は多く存在します。その中でも着目すべきは「食物繊維」です。
食物繊維は体内にあるコレステロールの他、食品に含まれるコレステロールそのものを体外に排出する効果があります。つまり食物繊維を摂るだけで結果的にコレステロールは低下する、ということです。また食物繊維には、
- 水溶性食物繊維
- 不溶性食物繊維
の2種類がありますがコレステロールを減らす力が強いのは、水溶性食物繊維となります。青汁原材料の大麦若葉やケールにはこの水溶性食物繊維が多く含まれています。水溶性食物繊維は胆汁酸が包み込んだコレステロールを便として排出してくれます。体内でコレステロールが減ると人間の体はこれを補うため、血中のコレステロールを使用します。
この際、悪玉コレステロールと呼ばれているLDLコレステロールを多く利用することから、水溶性食物繊維を摂るとLDLコレステロール値を下げられると考えられます。不溶性の食物繊維はコレステロールには直接作用はしませんが、腸のはたらき活発化して、糖や脂肪の吸収を抑えます。そのため、ダイエットや生活習慣病の予防に繋がることが分かっています。
ビタミン・カテキン・酵素類もコレステロール減に有効
他にも青汁にはコレステロール減に効く成分が多く含まれます。
- DHA EPAなどの不飽和脂肪酸
- ビタミン類
- SOD酵素
- 葉緑素
- カテキン
- キトサン
上記した成分には代謝の促進、抗酸化作用などがありコレステロールの値を下げる効果があることがわかっています。
コレステロールが減ることで予防・改善できる病気
コレステロールが減ることで予防・改善できる病気は、
- 動脈硬化
- 心筋梗塞、狭心症
- 脳梗塞、脳卒中
- 胆石症
体内のLDLコレステロールの量が増えすぎることを「脂質異常症」といい、これが重篤化することにより上記の病気に発展すると考えられています。また同成分は痛みや前兆もなくじわりじわりと体を蝕んでいくことからサイレント・キラー(静かなる殺し屋)ともいわれています。
体に異常がなくても、定期的に検診を受けLDLコレステロールの数値が高かった場合には精密検査を受けることをおすすめします。また同成分は年齢を増すことに増えていく傾向にあります。特に40代以上の方はLDL数値を意識するよう心がけましょう。
おすすめの商品と飲み方について
コレステロール減に期待できるおすすめの商品
青汁はコレステロール減量に有効だということがわかりましたが、実際にどのような商品を購入すれば良いか一般の方は分かりません。そんな時はランキング上位に入っている
すっきりフルーツ青汁
すごくおいしいフルーツ青汁GOKURICH
めっちゃたっぷりフルーツ青汁
Happy Magic(ハッピーマジッ)
などがおすすめです。上記の商品を飲んでLDLコレステロール値が下がった、という口コミが多く見られます。またコレステロールが正常な方もこれらを継続的に飲むことで、脂質異常症の予防にも繋がります。
おすすめの飲み方
青汁のおすすめの飲み方は豆乳割りまたは牛乳割りです。豆乳には大豆イソフラボンが含まれており、こちらもコレステロールを下げるはたらきがあります。つまり青汁の豆乳割りはコレステロールを下げる相乗効果がある、ということです。
牛乳は青汁独特の青臭い香りをかき消してくれるため、苦手な方も抵抗無く飲むことができるはずです。成分や効果に着目することは大切ですが、継続して飲むためには「飲みやすさ」も非常に大切です。またフルーツジュースやヨーグルトに入れるなど、毎日飲める美味しいペアリングがあればどんどん取り入れていくべきでしょう。
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