アレルギー性鼻炎に効果あり!毎日続けたい青汁のすすめ

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2018.07.23

つらいアレルギー性鼻炎を何とかしたい!

現代に生きる日本人にとって、鼻のムズムズと全く無縁な人生を送っている人は数えるほどしかいないかもしれない、それほどまでに現代人とは切っても切れない存在になりつつあるのが鼻炎です。突然の鼻づまりやくしゃみで日常生活に支障が出てしまい苦しむことはもちろん、会社や電車の中などで他人が鼻炎に苦しんでいるのを見かけるだけでも周りにとっては色々とつらいものです。

中でも、特に厄介なのがアレルギー性鼻炎です。さらっとした鼻水が気づかないうちに流れていたり、まともに息をするのも苦しかったり。毎年特定の季節になると重い症状に悩まされる方もいれば、慢性的に年中つらい思いをしている人も少なくありません。今まで全然縁がなかったという人ですら突然発症して苦しむことさえありうるため、だれもが避けては通れない現代病のひとつです。

そもそもアレルギー性鼻炎とは、その名の通りアレルギーによって引き起こされる鼻炎のことをいいます。アレルギーの症状が出るのには抗原という原因物質の存在があり、その種類はハウスダストやカビ、ペットである犬や猫の抜け毛など様々です。これらの物質を吸引してしまった際に鼻の中にある抗体が過敏に反応してしまい、粘膜を刺激し結果くしゃみや鼻水といった症状が出てしまうのです。

春先にニュースや天気予報でも話題になる花粉症もアレルギー性鼻炎のひとつ。抗原となるのは主にスギ花粉で、これが活発に飛散する春の時期は日本中で鼻炎の症状に悩まされる人が続出します。花粉症はわかりやすい例ですが、アレルギーの抗原というのは多岐にわたり、人によって症状の出るものは違います。

花粉症の人がそれ以外の季節では特に苦しんでいなかったり、ハウスダストなどで年中つらい思いをしている人が花粉には悩まされていなかったりするのもその一例です。この、人によって抗原が違うという点がアレルギー性鼻炎を厄介な存在にしている理由のひとつでもあります。アレルギー性鼻炎を治療しようと思ったら、まずは抗原がなんなのかを特定する必要があります。

そこで原因を明らかにして初めて、日々の生活における対策を練ることができるのです。その後は薬などを処方することによって症状を和らげていくことになるのですが、和らげることはできても、根本的にアレルギー症状そのものを治すことは非常に難しいといわれています。

症状を抑えることで生活に支障を出さないようにすることは出来ても、アレルギー性鼻炎そのものとは長い期間、下手をすれば一生付き合っていかなければならないと感じている人も多いです。そんな厄介な病気であるアレルギー性鼻炎に対して、青汁が有効だということはあまり知られていない事実です。重い症状に悩んでいる人にはぜひとも試していただきたい、そんな青汁の効果についてここからはご紹介していきます。

青汁とは

近年においては健康食品の代表ともいえる青汁。90年代にテレビのバラエティ番組などで、罰ゲームとして使用されるようになったことがきっかけで全国的な知名度を得ていったという経緯もあって元々はとにかくまずいというイメージを持たれがちな飲み物ではありましたが、最近ではメーカーの努力もあり、飲みやすい、美味しいという味わいを売りにした商品も沢山開発されています。

引きずりがちな当時のイメージも、実際に飲んでみたら全然違うというギャップを生み、現在では一般家庭で普通に楽しめる健康食品としての地位を得ています。元々、青汁がまずいと言われていたのは原料であるケールが原因です。ケールの特徴のひとつとして挙げられるのがとにかく苦みが強いという点です。

青汁はこのケールをふんだんに使用して作られているため非常に飲みにくく、メーカーのテレビコマーシャルでさえ「不味い」と出演タレントにコメントさせていたほど。そんな、自他ともに認めるほどの不味さを誇りながらも、ケールが原料として使われ続けているのには理由があります。それはとにかく栄養価が高いことです。

ケールにはビタミンや食物繊維、カルシウムにメラトニンなどの栄養が豊富に含まれており、その栄養価の高さから「緑黄色野菜の王様」とも言われているのです。近年では特に味わいを重視する傾向から、ケールの替わりに大麦若葉などを主原料とした青汁も多く発売されていますが、それでもなおケールを絞って作られた青汁は根強い人気を誇っています。

1日に350グラムもの野菜をとることを推奨されていてもなかなか難しい食の欧米化が進む現代社会において、必要な栄養素をたっぷりと補える青汁は、今を生きる人々全てにおすすめしたい飲み物なのです。栄養が偏りがちだ、身体の調子がよくないと感じている方は是非とも試してみましょう。

アレルギーと戦う!ケールに含まれる成分とは

そんな現代人にマッチした飲み物である青汁が、アレルギー性鼻炎に効果があるとされているのは、その原材料であるケールの存在があるためです。実はケールに含まれている糖脂質とフラボノール配糖体という2つの成分が、アレルギー性鼻炎に対して有効に働くということが明らかになっているのです。

糖脂質には、体内でアレルギー反応を起こす誘引物質の働きを抑える効果が認められています。そしてフラボノール配糖体にはくしゃみや鼻水といった鼻炎の症状そのものを緩和してくれる効果があるのです。

青汁を飲み、これらの成分を摂取することで、アレルギー反応そのものを抑えつつ、鼻炎の症状も和らげることができます。このようにアレルギー性鼻炎に悩んでいる方には是非とも試していただきたい青汁ですが、青汁を選ぶ際には必ずケールを使用した青汁であることの確認を忘れずに行うようにして下さい。

糖脂質とフラボノール配糖体はあくまでケールに含まれる成分なため、先程もご説明した大麦若葉などを主原料にしている青汁ではアレルギー性鼻炎に対する効果を得られないのです。現在ではケールを使用していない青汁というのもあまり珍しくないため、購入する際は細心の注意をお願いします。

まだまだあった!青汁がアレルギー性鼻炎に効く理由

青汁がアレルギー性鼻炎に効く理由はこれだけではありません。青汁に多く含まれる食物繊維をはじめとした整腸機能を持つ成分、これらの働きもアレルギー性鼻炎には大きな効果をもたらしてくれるのです。アレルギー性鼻炎が引き起こされる原因であるアレルギー反応というのは、抗原に対して身体が過剰な反応を起こしてしまうことで現れる症状のこと。

しかしこの抗原というのは花粉やハウスダストといったように本来はたいして害にはならないようなものです。すなわち、免疫機能が異常な反応を起こしていることこそがアレルギー性鼻炎の原因ともいえるのです。この免疫機能を正常化させるのに最適なのが青汁の整腸機能です。実は、人体の免疫機能の中枢を担う樹状細胞と呼ばれる細胞は、実にその8割近くが腸内に存在しています。

腸内環境が悪ければその分影響を受けやすい状態だという事です。青汁に含まれる食物繊維などが腸内の環境を正常化すれば、その分樹状細胞も正しく働き、アレルギー反応を和らげることができます。この整腸機能に関しては、糖脂質やフラボノール配糖体などと違い、ケールに限らず他の原料から作られた青汁でも効果が期待できます。

効果をしっかりと得るコツは、出来るだけ長く続けることです。医薬品などによる処置ではなく、あくまで健康食品による体質改善で健康を手に入れるという考え方ですので、焦らず気長に飲み続けましょう。ある日ふっと鼻炎の症状が和らいでいる自分に気づけるはずです。

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