青汁を飲んで美肌を手に入れよう!美肌に必要な栄養素とは?

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2018.07.23

現代人の肌の悩みと美肌に必要なこと

現代人が抱える肌の悩み

現代社会の中で、肌に対して悩みを抱えている人は多いです。その悩みは様々なことが原因となっています。加齢もその原因のひとつです。また環境面では、強い紫外線の影響や、大きな寒暖差があげられます。社会面では、近年仕事や働き方に幅が生まれ、夫婦の共働きや昼夜問わない時間の労働、またダブルワークなどをする人も増加しています。

このような忙しいライフスタイルの影響を受け、生活リズムや睡眠、食生活なども本来望ましいとされていた形から違った形に変化している人が多くみられるようになりました。忙しい生活の中での様々なストレスによっても肌は大きく影響を受けます。加齢、環境面、社会面などの要因から肌に悩みを抱える人は増加しています。

美しい肌は、性別問わず魅力的なものです。しかし、そのために忙しい生活を劇的に変化させることは、多くの人が難しいと感じるのが現状です。忙しい生活の中でも自分の生活の中で無理なく効果的に美肌を手に入れるために、摂取すべき食品や成分と、その成分を効果的に摂取できる青汁について解説します。

美しい肌に必要なこと

肌の環境と食生活は密接な関係があります。人が摂取した食べ物から、栄養を吸収する働きを担っている器官は腸です。摂取する栄養素に気を配る必要がありますが、それと同時に腸内の環境を整えることも大切です。

腸の環境がよくないと、せっかく肌にいい栄養素を取り込んでも、効率よく効果が得られないからです。また、腸で吸収した栄養素をスムーズに運ぶ働きも重要です。ですから、肌を美しく保つためには、肌にいい栄養素の摂取と腸内の環境を整えること、さらに栄養素を運ぶ働きの活性化がとても重要なことです。

腸内の環境改善と栄養素を運ぶ血液の流れに効果のある成分とは?

腸内の環境改善に重要なこととは?

腸内には、様々な細菌が存在しています。よく耳にする乳酸菌やビフィズス菌も腸内細菌に含まれています。これを腸内フローラと呼びます。腸内細菌は、約100兆個存在していて、人が作り出すことができないビタミンやエネルギーを必要に応じて作り出す役割を果たしています。しかし、人がもつ腸内細菌の種類は3、4歳のときに決まります。

そのため、新しい種類の腸内細菌を大人になってから増やそうと思っても、あまり効果が期待できません。ですから、新しく種類を増やすことで腸内の細菌の増加に期待をするのではなく、既に存在している腸内細菌の量を増やし活発な働きを促すことのほうが効率もよく効果的です。そこで有効なのが食物繊維と発酵食品です。

食物繊維の摂取

人の体内で生息している腸内細菌は生命を維持するためにブドウ糖などの炭水化物をエネルギーとして摂取しています。しかし、小腸において多くのブドウ糖は吸収されてしまうため、大腸にいる多くの腸内細菌まではなかなか行き渡りません。そんな中、食物繊維は大腸まで届くため、腸内細菌の主なエネルギー源になっています。

食物繊維を含む炭水化物をエネルギー源としている腸内細菌は、分解したときに健康によい物質を生成してくれます。しかし、炭水化物が不足すると、タンパク質などの分解を開始します。その分解時に生成される物質は健康にあまりいい影響を与えません。

そのため、定期的に食物繊維を腸内の細菌の必要量定期を腸内に送ることが重要です。成人の男性では1日に20g以上、女性では18g以上の食物繊維を摂取することが推奨されています。食物繊維が摂れる主な食品は、インゲンや小豆、きな粉などの豆類、おからや納豆、ごぼうや大麦、キノコ類や海藻類などにも多く含まれます。

発酵食品

栄養素を作り出すために食品に微生物が働くことで、発酵は起こります。発酵とは、酵母や細菌がもっている酵素により、糖質などの有機化合物が分解を行い、アルコール・有機酸やアルコール、炭酸ガスなどを起こす働きのことです。例えば、有機酸は腸内のPHを弱酸性の状態に保つ役割を担ってくれます。

さらに、様々な病気のもとになる菌は「酸」が苦手なため、有機酸が増加することで、腸内の細菌の善玉菌や悪玉菌などのバランスを整える働きにも繋がります。このバランスが腸内環境にとって、とても重要なポイントです。食生活の乱れや、ストレスの影響を受け続けると、腸内の善玉菌は減ります。

それを防ぐには、生きた菌が含まれている発酵食品を摂取して、善玉菌の増加を助けます。そうすることで、腸内フローラのバランスは良い状態に整えられます。おすすめの発酵食品は、納豆やキムチ、塩麹や味噌、糠漬けや酢などがあげられます。

栄養素を運ぶ血液の流れを活発にする成分は?

腸で吸収された栄養素は動脈を流れる血液によって体中に運ばれます。また、静脈を流れる血液によって、不要な老廃物は回収されます。肌の細胞が健康に育っていくためには、動脈と静脈を流れる血液の働きが良好であることが重要です。

血液の流れが悪い状態や、滞るような状態のときには、細胞の栄養素が不足してしまい、顔色が悪くなったり、肌のターンオーバーがスムーズに行われず、くすみの原因になったりすることもあります。女性の場合、運動不足などからくる筋肉量の低下、また体の冷えも血液の循環を悪くする原因になります。血液の循環をよくするために摂取をおすすめする成分は、ビタミンEと鉄です。

ビタミンE

ビタミンEは、「アンチエイジングのビタミン」と呼ばれています。血液の流れを促進し、活性酸素から赤血球を守ってくれるので老化を防ぐ働きもあります。また、ホルモンの分泌も整えてくれます。ビタミンEが多く含まれている食品は、ウナギやアーモンド、卵黄やアボカド、抹茶やかぼちゃ、たらこや鮎、赤ピーマンなどがあげられます。

鉄は、血液の中の成分であるヘモグロビンの材料です。鉄が不足すると、体の冷えや肌の血色の悪さに影響を与えます。特に女性は、鉄を月経時に失いやすいため、貧血を防止するためにも率先して摂取したい栄養素のひとつです。多く鉄が含まれている食品は、レバーや卵黄、牛肉やハツ、かつお節や油揚げ、しじみやあさり、鮎や鴨などがあげられます。

肌のターンオーバーを正常な状態にするには?

肌のターンオーバーに必要な4つの主成分

腸内の環境のバランスを整え、血液の流れをスムーズにすると、肌に必要な栄養素の働きが効果的にその力を発揮するようになります。肌のターンオーバーを本来のよい状態にするためには、亜鉛、タンパク質、ビタミンAとビタミンCを積極的に摂取することが大切です。

亜鉛

亜鉛は、新陳代謝に関係するため、肌のターンオーバーの働きをスムーズにしてくれます。また、酵素を作り出し活性酸素を取り除いてくれるため、老化や炎症を抑制する作用があり、肌に対して重要な働きを担っている栄養素のひとつです。亜鉛を多く含む食品には、牡蠣を中心とした貝類やいわし、牛肉やレバー、ゴマやココアなどがあげられます。

タンパク質

タンパク質は、細胞の生成や、血管や筋肉、肌の組織を作るときにも必要とされるものです。近年、ダイエットブームの影響で、主に女性の偏りのある食生活においてタンパク質不足が懸念されています。タンパク質不足は、肌にとっては大きな悪影響を与えます。

タンパク質が十分に摂取されると、アミノ酸が運ばれる量が増加します。そうすると、肌の弾力や保湿する働きが向上し、肌のターンオーバーの働きも活性化されます。タンパク質を多く含む食品は、魚介類や肉類、大豆、乳製品や卵などがあげられます。

ビタミンAとビタミンC

ビタミンA・Cには、酸化を防ぐ働きがあります。この働きは、細胞が錆びてしまうことを防止し、活性酸素の悪影響から肌を守ります。その中でも特にビタミンAは、肌の弾力に効果があります。レチノールはビタミンAの一種で、シワに効果が期待できる化粧品に使われることが多くあります。

また、ビタミンCは免疫力向上やコラーゲンを合成する働きなどにも関連する栄養素のため、積極的な摂取をおすすめします。ビタミンAを多く含む食品は、ウナギやレバー、卵黄やハツ、アナゴやタラ、シソやモロヘイヤ、にんじんなどがあげられます。ビタミンCは、モロヘイヤやパプリカ、パセリやブロッコリー、ゴーヤやピーマン、芽キャベツや柿、いちごやキウイなどの食品にも多く含まれます。

肌に必要な働きに必要な成分を効果的に摂取する方法

忙しい生活の中でこれらの栄養素を毎日摂取し続けるのはなかなか難しいのが現状です。そのため、日々の食生活に気を付ける中で、それでも足りない分の栄養素を青汁の摂取により、効率よく効果的に栄養素を補うことをおすすめします。

とても飲みやすい青汁も多く値段も手ごろなものも多いため、無理なく継続して摂取することができます。青汁の摂取は、現在の忙しい生活の中で劇的にライフスタイルを変化しなくても、美肌に近づくことを可能にしてくれます。

青汁ダイエット

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